
FTXでは一人当たりの貢献価値が2億ドルに達し、同業他社を大きく上回っている。
TechFlow厳選深潮セレクト

FTXでは一人当たりの貢献価値が2億ドルに達し、同業他社を大きく上回っている。
FTXは世界のユニコーンランキングで12位に位置している。
執筆:業界ウォッチャー
このほど、CB Insightsが発表した2021年のユニコーン企業ランキングにおいて、暗号資産取引プラットフォームのFTXは、評価額250億ドルで総合12位、フィンテック分野では5位にランクインした。
これ以前、The Informationの報道によると、FTXは評価額320億ドルでの15億ドル規模の資金調達を検討している。また、米国ユーザー向けのFTX US単体でも80億ドルの評価額を持っている。もし合算評価額が400億ドルに達すれば、FTXは世界のユニコーン企業トップ5入りを果たすことになる。

単純に時価総額だけで見ると、FTXの価値を十分に理解することは難しい。そこで「従業員一人あたりの企業価値」、つまり人当たりの価値創出額という視点から、FTXがフィンテック分野でどのような地位にあるのかを考察してみたい。
FTXインターナショナルとFTX USの合算評価額は400億ドルである一方、SBF(サム・バクマンフート)の暗号資産公聴会における証言によれば、FTXの従業員数は約200人。つまり、FTXの「従業員一人あたりの企業価値」は約2億ドルとなる。
CB Insightsのトップ35ユニコーン企業に含まれる他のフィンテック企業も見てみよう。金融決済サービスのStripeは評価額950億ドル、従業員数約5,000人で、一人あたりの価値は0.19億ドル。オンライン金融サービスのKlarnaは評価額456億ドル、従業員数約5,000人で、一人あたり0.09億ドル。英国のフィンテック企業Revolutは評価額330億ドル、従業員数約3,000人で、一人あたり0.11億ドル。ラテンアメリカ最大手のNubankは評価額300億ドル、従業員数約4,000人で、一人あたり0.075億ドル。モバイル決済のChimeは評価額250億ドル、従業員数約1,000人で、一人あたり0.25億ドルである。こうして比較すると、FTXの「従業員一人あたりの企業価値」は明らかに同業他社を大きく上回っている。
数千人規模の大手企業と比べて、わずか200人の「小さな」チームしか持たないFTXが、400億ドルもの評価を得ている。言い換えれば、FTXの各従業員が2億ドルの価値を生み出しているということだ。単にユニコーン企業の高評価額に注目するよりも、「一人あたりの価値創出額」という指標の方が、企業の真の実力を示す上でより説得力があるだろう。
TechFlow公式コミュニティへようこそ
Telegram購読グループ:https://t.me/TechFlowDaily
Twitter公式アカウント:https://x.com/TechFlowPost
Twitter英語アカウント:https://x.com/BlockFlow_News














