
USTのアンカー外れの裏側:小口投資家はあきらめ、大口が脱出
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USTのアンカー外れの裏側:小口投資家はあきらめ、大口が脱出
UST/Anchorは市場のパニック期間中に安全な避難場所となり得るか?
執筆:Pedro Ojeda
翻訳:TechFlow intern
USTのデペッグは最近の暗号資産界隈での大きな出来事であり、多くの人々が再びUSTに注目するようになった。チェーン上のデータを分析したところ、5月7日にAnchorから最も多く引き出したウォレットたちが明らかになった。純資産=引き出し額-預入額として、これらのデータをもとに、UST/Anchorが市場のパニック期間中に本当に避難先として機能しうるのかを考察してみたい。

以下の図から明らかなように、資金を引き出したアドレスの数は預け入れたアドレスのほぼ2倍に達しており、引き出されたUSTの量は預け入れられた量の実に6倍にも上っている。

Anchorには、1200ドル以上のUSTを預けているアドレスが約10万あり、一方で約87,000人のユーザーは1200ドル未満である。今回のデペッグ事件において、91%のユーザーはこの出来事を無視あるいは放置したまま、何も行動を起こしていない。

引き出し額は預入額のちょうど6倍に達しており、これは「安全資産」という概念とは正反対の動きのように見える。しかし、ウォレットの規模別に分けてみると状況はやや異なる。私にとっては、小口投資家の間でパニックが広がったというよりも、むしろその逆だ。預け入れと引き出しの取引金額のうち75%が100万ドルを超える移動によって占められており、これらはわずか182のウォレットから発生している。つまり、取引高の75%が全体の1%のウォレットによって生成されているのである。



ここから導き出される結論は、「大規模なパニックは拡散していない。人々は依然として自分のUSTをAnchorに預けておきたいと思っている」ことだ。今回のデペッグ騒動の間、大多数のユーザーは自分の資金を動かさず、そもそもこの出来事に気づいてさえいない可能性がある。一部の人がパニックに陥り、100万ドル未満の資金移動を引き起こしたが、取引高の75%を占める動きは、こうしたパニック層のうちたった1%から生じており、全ユーザーの0.1%にすぎない。
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