
CircleがIPOを目指す中、Coinbaseは50%の収益を確実に獲得:ステーブルコインの共存共栄
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CircleがIPOを目指す中、Coinbaseは50%の収益を確実に獲得:ステーブルコインの共存共栄
Coinbaseが保有するUSDCの数量は、Circleからの収益分配比率に直接影響する。CoinbaseはUSDC最大の販売パートナーである。
翻訳:TechFlow

Circle CEOのジェレミー・アレアがConverge 2022で講演
画像提供:Nikhilesh De/CoinDesk (CC BY 2.0)
Circleの最新のIPO関連書類によると、CoinbaseはCircleのUSDC準備金から生じる残余収益の半分を受け取っており、両暗号資産大手企業の結びつきがさらに深まっていることが明らかになった。
火曜日に提出された書類によれば、Coinbaseは「残余支払基準(residual payment base)」の50%を受け取っている。この収益は、Circleの主要ステーブルコインであるUSDCを1ドルに連動させるために用いられる準備資産から直接生じるものだ。
Circleの収益は主に、高流動性の米国債や現金同等物で構成される準備資産から得られている。
2024年には、Circleの収益および準備資産からの収益は合計で17億ドルに達し、純利益は1億5600万ドルとなった。Circleは、世界的なブロックチェーン決済の普及という機会を捉えて事業をさらに拡大していく意向を示している。
共生関係:USDCとCoinbaseの密接な連携
書類では、Coinbaseが受け取る準備収益の割合は、Coinbaseプラットフォーム上で保有されているUSDCの量に直接関連していると述べられている。
Coinbase上に保管されるUSDCの量が増えれば、取引所が受け取る準備収益の割合も増加する。逆に、ユーザーがCircleやその他のプラットフォームを通じて直接USDCを保有する場合は、Coinbaseの収益比率が低下する。
この収益共有契約は、業界内で以前から知られていた事実、すなわちCircleのUSDCとCoinbaseとの間に存在する共生関係を改めて強調するものだ。USDC最大の流通パートナーとして、CoinbaseはCircleの収益源に対して重要な影響力を有している。
USDCは世界第2位のステーブルコインであり、時価総額は約601億ドルで、全ステーブルコイン市場の約26%を占めている(出典:CoinGecko)。
このステーブルコインは2018年に、CircleとCoinbaseが共同設立したコンソーシアム「Centre」を通じてリリースされた。その後、同コンソーシアムは2023年に解散し、Coinbaseは同年8月にCircleの株式を取得している。
2024年時点で、Coinbaseプラットフォーム上のUSDC保有量は発行総量の約20%を占めており、2022年の5%から大幅に増加しており、CoinbaseがCircleの収益にとってますます重要になっていることを示している。
協力関係は緊密だが、Circleは書類の中でこの体制が潜在的なリスクを伴うとも指摘している。Circleは、自社の流通コストやCoinbaseへの収益分配の額が、自社の統制外にあるCoinbaseのビジネス戦略や方針に直接影響されると強調している。
Coinbaseへの依存度を減らしつつ、主要競合であるTether(USDT)とグローバルで競争するために、CircleはUSDCの国際展開を加速させている。最近ではシンガポールのGrab、ブラジルのNubank、ラテンアメリカのMercado Libreなど、複数のデジタル金融大手との提携を進めている。
Circleはニューヨーク証券取引所に「CRCL」というティッカーで上場する予定だが、価格や上場日についてはまだ詳細が公表されていない。
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