
Alameda元CEOキャロラインの日記が公開:FTXの崩壊を「重荷が下りたようで、うれしかった」
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Alameda元CEOキャロラインの日記が公開:FTXの崩壊を「重荷が下りたようで、うれしかった」
FTXの破綻、Caroline:気分は最高だわ。
執筆:Jim
ウォール・ストリート・ジャーナルは、関係者の情報によりAlameda Researchの元CEOであるキャロライン・エリスンのGoogleドキュメントを確認した。そこには彼女の多くの感情や考えが記録されており、CEO就任やSBFとの破局などにおいて精神的に苦しんでいた様子がうかがえる。FTXの崩壊時にはむしろ安堵さえ感じていたという。
キャロライン・エリスンとSBFの関係
キャロラインはスタンフォード大学卒業後、クオンツ系金融機関Jane Streetに入社し、そこでSBFと出会った。
SBFは2017年にJane Streetを退職し、Alamedaを設立してキャロラインをスカウトした。
SBFは2021年10月にFTXの運営に専念するとして、Alameda ResearchのCEOを辞任し、サム・トラバックとキャロライン・エリスンが共同CEOに就任した。
その後、サム・トラバックは2022年8月に引退を発表し顧問に転身。これによりAlamedaはキャロラインが単独で率いる体制となった。
CEOになるのが嫌で、仕事に押しつぶされた
キャロラインは2022年2月のGoogleドキュメントに次のように記している。
ずっと自分の仕事にとても不満を感じており、仕事に圧倒されている。一日の業務が終わると、家に帰って携帯をオフにし、一杯飲んですべてから離れたくてたまらない。
別の文書では、自分はAlamedaの管理に向いておらず、リーダーとしても意思決定が苦手だと述べている。
また、SBFとの恋愛関係も仕事に複雑さをもたらしており、しばしばSBFに「自分は十分ではない」と思われているのではないかと心配していた。
SBFの近くにいると、自然と身をすくませ、より静かになり、他人に従順になってしまう。
SBFとの破局を機に、Alamedaへの情熱を失う
キャロラインは2022年4月にSBF宛てに作成した文書で、SBFとの破局がAlamedaに対する情熱を大きく低下させたと語っている。Alamedaでの日々がSBFとの関わりと密接に結びついており、非常に苦痛だったという。
このため、ある期間は意図的にSBFとの連絡を断っていた。彼女はこう述べている。
あなたが私に連絡できないようにすることは、自分が力を取り戻せると感じる唯一の方法だった。
破局後、彼女はSBFの有名人的な存在感にもうんざりするようになった。Alamedaに留まるということは、つまり常にSBFのそばにいなければならず、周囲が次々と「SBFはいかに偉大か」という話を聞かされる状況にさらされ続けることを意味したのだ。
FTX崩壊時、「気分は最高だ」
これ以前、CFTCの起訴状では、SBFが昨年9月にAlamedaの閉鎖を検討し、別な取引会社Modulo Capitalに4億ドル以上を投資しようとしていたことが明らかになっている。
これについて関係者によると、キャロラインは日記でその件に対して不満を表明し、Moduloへの注目がうらやましく、自分は排除されたと感じていたという。
FTX崩壊時のキャロラインとSBFのやり取りは法廷記録にも引用されており、彼女はこう語っている。
その日が来るまで、私はますます恐れて、ストレスを感じていた。だが実際にそれが起こり、すべてが終わってしまった今、気分は本当に良い。
これまでの報道によれば、FTXの共同創業者兼CTOのゲイリー・ワンやキャロライン・エリスンはすでに有罪を認めており、それぞれ最大110年、50年の懲役刑に処される可能性がある。
前エンジニアリングディレクターのニシャド・シンは実質的な起訴は受けていないが、Alameda Researchから5億4300万ドルの融資を受けている。
上記3人の幹部はいずれも司法取引により協力証人となっており、SBFの刑事裁判は10月に正式に開廷される予定。関係者によれば、裁判の中心はSBFと他の3人の幹部がSignalで交わしたメッセージ記録になる見込みだ。
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