TechFlowの報道によると、3月29日、ギリシャ系メディア「Greekwire」は、ワシントン州検事総長ニコラス・ブラウン氏が予測市場プラットフォーム「Kalshi」を相手取り、民事訴訟を提起したと伝えた。同訴訟では、Kalshiがスポーツ賭博(特にNFL)、選挙、戦争などに関するイベントへのベッティングサービスを提供しているとして、州内のギャンブル規制法および消費者保護法に違反したと主張されている。本件訴訟はキング郡高等裁判所に提出されており、Kalshiのワシントン州内での営業停止、住民による損失資金の回収、および民事罰金の科すことを求めている。また、Kalshiの広告には、ユーザーが地元の法律を回避してNFLへのベッティングに参加できるかのような記載があり、同社が「違法行為を認識した上で行動していた」ことが示唆されている。
一方、Kalshi側は声明を通じて、同社は連邦政府によって監督・規制される合法的な取引プラットフォームであり、戦争関連のマーケットは一切提供していないと反論。法的観点から本件訴訟に勝訴する自信があると表明している。なお、これは同社が最近直面した一連の規制措置の最新の一環であり、現在Kalshiは20件を超える民事訴訟に巻き込まれている。また、アリゾナ州検察当局は先ごろKalshiに対して刑事告訴を行っており、これは予測市場を対象とした米国初の刑事事件と見られている。




