TechFlowより、2月18日付のFortune報道によると、ブロックチェーン分野のベンチャーキャピタルであるDragonfly Capitalは、第4期ファンドの資金調達を完了し、調達額は6億5,000万ドルに達しました。ジェネラル・パートナーのRob Hadick氏は、今回の成功裏の資金調達の鍵となった要因として、予測市場プラットフォーム「Polymarket」や安定価値通貨(ステーブルコイン)対応デビットカード発行会社「Rain」など、複数の専門分野におけるトップクラスのプロジェクトへの早期かつ的確な投資を挙げています。
パートナーのTom Schmidt氏は、暗号資産業界が、自身のキャリアを通じて「これまでで最大規模の基盤的パラダイムシフト」を経験していると指摘しています。すなわち、従来の暗号資産向けベンチャーキャピタルは、主にネイティブトークンを活用したアプリケーションモデルからリターンを得ていたのに対し、現在の市場の注目は、株式やプライベートクレジットなど「現実世界の資産(Real World Assets: RWA)」を表すトークンへと急速に移行しつつあるというのです。またSchmidt氏は、暗号資産業界の輝きがやや薄れつつあるとはいえ、デジタルインターネット通貨が、わずか10年間でゼロから1兆ドル規模へと成長したという事実は、それ自体が注目に値する大きな潮流であると強調しています。
Dragonflyは2018年にAlex Pack氏とBo Feng氏によって設立され、当初はパートナー間の分裂や中国市場からの撤退など、幾多の波乱を経験しました。その後、Haseeb Qureshi氏およびTom Schmidt氏のリーダーシップのもと、業界トップクラスの地位を徐々に確立していきました。さらに2022年に、伝統的な金融機関から転身したRob Hadick氏が加入したことを契機に、Dragonflyは暗号資産とフィンテックの融合を戦略的に推進するようになり、暗号資産がウォールストリートの主流金融システムへと確実に統合されていくという見通しに明確に賭け始めました。




