TechFlowより、2月18日、Tech Funding Newsの報道によると、老舗ベンチャーキャピタル「Battery Ventures」は、第15号ファンド「Battery Ventures XV」の資金調達を完了し、調達額は32.5億ドルに達した。これは2022年に閉じた前回ファンドとほぼ同規模であり、今回の資金調達期間はわずか4か月であった。調達額の約80%は既存出資者から、残りは新規の有限パートナー(LP)から調達された。Battery Venturesは、過去5年間に投資家に対して100億ドルを超えるリターンを創出しており、この実績が今回の迅速な資金調達を実現した主な要因であると述べている。
投資戦略に関してBattery Venturesは、ソフトウェアアプリケーションおよびインフラストラクチャ層への投資を継続するとともに、AI、デベロッパー向けツール、サイバーセキュリティを重点分野として展開する方針である。また、産業技術およびライフサイエンス分野への投資範囲も拡大するとしている。パートナーのマイケル・ブラウン氏は、最近のソフトウェア関連株式に対する売却圧力は市場の過剰反応に起因するものであり、AIの波がソフトウェアの販売および提供方法を変化させるとしても、既存のトップ企業はすでに積極的に変革に対応していると指摘している。さらに同社は、OpenAIやAnthropicといった基盤モデル構築者の製品ロードマップを注視し、これらとの直接的な競合を回避していくとしている。
Battery Venturesは1983年に設立され、本社をボストンに置き、ロンドンおよびテルアビブにオフィスを構えている。これまでに530社以上に投資し、70社以上の上場および数百件に及ぶM&A取引を支援してきた。代表的なポートフォリオ企業にはCoinbase、Databricks、Affirm、Shopify、Wayfairなどがある。




