TechFlow 情報、Algorand財団は「2025 on Algorand: Roadmap progress」と題する公式ブログを発表し、年初に発表された2025+ロードマップ以降の主要な進展をまとめた。その内容はオンチェーンガバナンス、ネットワークの非中央集権化、開発者体験、エンタープライズ級インフラ、ユーザー体験など複数の重点分野を網羅している。主な進展は以下の通り。
- オンチェーンガバナンス(xGov)のメインネット実装:新しいxGovプラットフォームが10月に正式にメインネットへ展開され、助成金の分配をブロックチェーン上で実行可能にした。すでに複数の提案が承認・資金提供されており、ガバナンスのより包括的で透明性の高い運営が開始されたことを示している。
- ネットワークの非中央集権化が著しく向上:2025年にオンラインステーキングされているALGOは約10億から約20億へと増加し、バリデータノードの数は121%以上増加した。また、メインネット上でP2Pネットワークが導入され、ノード間の情報伝播能力と非中央集権的な検閲耐性が強化された。
- 開発者体験の最適化:AlgoKitやTypeScript、Python言語サーバーなどのツールが継続的にアップデートされ、開発効率の向上と習得難易度の低下が実現。これによりエコシステム開発者のさらなる獲得が促進される。
- エンタープライズ級インフラの実用化:Intermezzoはエンタープライズ向けホスティングおよびAPIツールとして実際の運用に移っており、World Chessなどを含む実際のユースケースでの展開をサポートしている。
- ユーザー体験とウォレットの革新:新規ユーザー向けのpasskey認証(Liquid Auth)がPera Walletに統合され、今後Rocca WalletによってWeb3の利用開始プロセスがさらに簡素化される予定。
- 先端的なセキュリティと技術の推進:ポスト量子セキュリティにおいて、AlgorandはNIST Falcon署名に基づく初の耐量子性トランザクションをメインネット上で成功させ、プロトコルの長期的安全性をさらに強化した。
公式によると、2026年にはAlgoKit 4.0、Rocca Wallet、経済インセンティブメカニズム「Project King Safety」、新たな金融商品標準などの重要なマイルストーンが引き続き推進され、主流への普及と現実世界における実用化がさらに加速される見込みである。




