
トランプ氏が投資を後押し、「スターゲート」が1000億ドル調達、米国AI関連株が全面高
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トランプ氏が投資を後押し、「スターゲート」が1000億ドル調達、米国AI関連株が全面高
トランプ氏が就任後、AIに対して非常に前向きな姿勢を示し、企業に対して「自由にやれ」と促すだけでなく、大規模な投資の誘致も進めている。
著者:李笑寅
トランプ氏が重大なAIプロジェクトを正式発表し、投資額は5000億ドルにのぼるとのこと。オラクル、NVIDIA、Armの株価が全面的に上昇した。
米東部時間21日火曜日の夜、トランプ氏は「スターゲート(Stargate)」プロジェクトを発表。この報道を受け、翌日の米国テック株は一斉に上昇。オラクルやNVIDIAなどの株価も明確に上昇した。
当日終値時点で、オラクルは7%高、NVIDIAは2%高、Armは4%高となり、主要テックETF(XLK)およびS&P500指数を上回った。
投資額数千億ドル超、大手企業合弁で「思いっきりやる」
『ウォールストリート見聞』が以前報じたところによれば、「スターゲート」プロジェクトは、OpenAI、ソフトバンク、オラクルの3社により合弁企業「Stargate」を設立し、AIインフラに共同で大規模投資を行うもの。初期資金は1000億ドルで、4年間で累計投資額を5000億ドルまで拡大する予定だ。
メディア報道によると、就任前のトランプ氏は公に、「多くの資金を持つ人々」がAI工場への投資を行う道を開くと表明。また、Meta最高経営責任者(CEO)のザッカーバーグ氏、アマゾン創業者のベゾス氏ら大手IT企業幹部が、月曜日に開かれたトランプ氏の就任式に出席した。さらにトランプ政権発足後の最初の措置の一つとして、バイデン政権時代のAIに関する大統領令を撤回した。
これは、バイデン氏とは異なり、トランプ氏が就任後、AIに対して極めて積極的な姿勢を示しており、企業に対して「思いっきりやれ」というだけでなく、巨額の投資誘致にも力を入れていることを意味している。
OpenAIの最高財務責任者(CFO)サラ・フライヤー氏は、「技術および人工知能の分野において、トランプ政権は『真の意思』を持っていると示しており、『経済面でも非常に先進的』な立場にある」と述べた。
分析によれば、「スターゲート」プロジェクトの開始は、トランプ政権がテクノロジー企業との協力関係を模索し始めた兆しだとされる。グーグルDeepMindのCEOデミス・ハサビス氏は火曜日のインタビューで次のように語っている。
「明らかに、新政府はテクノロジーとその発展を後押ししていくだろう。」
「政府は、最先端の状況を本当に理解している人々から助言を得ている。」
三社にとっての意義とは?
今回のプロジェクトの主導側であるOpenAIは、提携を通じて大量のデータセンター計算資源を獲得できる。オラクルは重要なインフラ提供企業として、さらなる受注増が期待される。一方、ソフトバンクはその「財力」によって、この大型プロジェクトへの「参入切符」を手にすることになる。
オラクル創業者のラリー・エリソン氏(Larry Ellison)はホワイトハウスでの発言で、「スターゲート」プロジェクトが正式発表される前から、オラクルはすでにOpenAIおよびソフトバンクと協力していたと述べた。また、みずほ証券のアナリストSiti Panigrahi氏は顧客向けレポートで次のように指摘している。
「これはオラクルにとって重要な機会であり、同社がこの大規模投資におけるキーパートナーとなる可能性がある。」
ソフトバンクの孫正義CEOはホワイトハウスでの演説で、先月アメリカへの投資を1000億ドル約束したが、当時トランプ氏がその額を倍にするよう勧めたと語った。そして今、その数字は5000億ドルにまで膨らんでいる。
OpenAIの創設者兼CEO、サム・アルトマン氏も次のように述べている。
「我々がこれをアメリカで実現できることをとても嬉しく思う。これは、まさにこの時代において最も重要なプロジェクトになると私は考えている。」
広発証券:「スターゲート」は米国の「国家プロジェクト」と化し、AIの「極めて重要」な位置づけを浮き彫りに
広発証券(GF Securities)は、「スターゲート」が米国の「国家プロジェクト」となったことは、AIの発展が極めて重要であることを示していると分析する。4年間で5000億ドルの資本支出は、年平均1250億ドル(2025年は1000億ドル)に相当する。比較として、マイクロソフト、グーグル、Meta、アマゾンの4社の2024年の資本支出合計(AI以外を含む)は約2200億ドル程度である。
広発証券は、このプロジェクトはトランプ政権発足以降の大きな「政治的成果」ではあるが、実行可能性は高いと予想している。Stargateは、光ファイバー、銅線、データセンター間接続(DCI)、テキサス州の電力資源/蓄電システム/小型原子炉、液冷システム、サーバー用電源など、関連市場のさらなる拡大を牽引すると見込まれる。
合弁企業の構造に関して、広発証券は、ソフトバンクとOpenAIがStargateの主要パートナーであり、ソフトバンクが財務を担当し、OpenAIが運営を担当すると予想している。また、Arm、Wormdrive(味潤)、NVIDIA、オラクル、OpenAIがキーテクノロジーパートナーとして初期段階から参加すると見ている。
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