TechFlowの報道によると、3月12日、金十ニュースが伝えたところによれば、テスラ株価は2024年12月中旬に記録した過去最高値からすでに52%も急落している。アメリカのトランプ大統領が積極的に支援を示したとしても、市場のセンチメントを逆転させるのは難しい状況だ。トランプ氏は火曜日に赤色のModel Sを購入しホワイトハウスに入庫させたことで、月曜日の15%の大幅下落後、株価は一時3.8%反発した。しかし投資家らは、今回の株価下落がまだ終わっていないとの懸念を抱いており、現時点でテスラは大統領選挙後の全上昇分を完全に失った状態となっている。
ザックス・インベストメント・マネジメントの顧客ポートフォリオマネージャー、ブライアン・マルベリー氏は「この銘柄は現在、感情的な取引が支配しており、下方圧力が優勢だ。短期的には200ドル、さらにはそれ以下の水準まで下落する可能性が高い」と指摘した。過去1週間で少なくとも4人のアナリストがテスラの目標株価を引き下げており、また2人の長期的ブルシストも販売不振への警告を発している。
テスラは現在、複数の課題に直面している。完全自動運転(FSD)やロボタクシーの近々のアップデートは期待薄であり、マスクCEO自身も政府効率化部門の業務に注力しており、経営の分散が生じている。共和党政権は電気自動車(EV)政策への反対姿勢を強めており、世界的な販売台数も低下傾向にある。さらにマスク氏の政治関与がブランドイメージを損なっている。こうしたなか、個人投資家は先週火曜日以降、純買いで28億ドル相当のテスラ株を購入しているものの、市場の信頼感は依然として低迷している。
月曜日の終値時点で、テスラの予想PERは75倍と、ハイテク株「マグナ・カルテット」の平均25倍、S&P500指数の平均20倍を大きく上回っている。オプション市場では、1か月物のインプライド・ボラティリティが2022年末以来の最高水準に達しており、当時のテスラ株価は100ドル前後まで下落していた。




