TechFlowの報道によると、3月4日、公式発表によりAaveコミュニティは正式に新版のAavenomics実施計画を提案した。この計画は「スーパーエンハンスド手数料スイッチ」と表現されており、「アンチGHO(Anti-GHO)」という仕組みを導入する。これはAAVEおよびStkBPTのステーキング参加者が線形的に生成する譲渡不可なERC20トークンであり、1:1の比率でGHO債務を相殺したり、StkGHOへと変換することが可能である。
提案内容では、Aaveは金融委員会(AFC)を設立し、Aave収益契約が保有する資産の管理や、Umbrella流動性目標比率および予算の策定を行うことになる。さらに、Aaveはトークン買い戻しプログラムを開始し、当初は毎週100万ドル相当のAAVEトークンを二次市場で買い戻してエコシステム準備金に配分する。またこの提案によって、約5年にわたり運用されてきたLEND移行契約が停止され、残存する約32万枚のAAVEトークン(現在価値約6500万ドル)はエコシステム準備金へ再配分される。
提案書では、市場金利の低下がAave DAOの収益に影響を与えているものの、プロトコルは業界内で依然として貸借プロトコル収益において圧倒的なリーダー的地位を維持していると指摘している。Aavenomics提案の承認以降、Aave DAOの「現金」保有額は115%増加し、現在1億1500万ドルに達している。また、Chainlink駆動のSVR(Safe Verification Rate)は、年間最大1000万ドルの追加収益をプロトコルにもたらすと予想されている。
提案では、GHOからの収益の50%を用いてAnti-GHOを生成することとし、そのうち80%をStkAAVE保有者、20%をStkBPT保有者に分配するとしている。現在のGHO供給量は1億8600万で、年率利回りは6.45%、年間収益は約1200万ドルであるため、これによりAaveのステーキング参加者には年間600万のAnti-GHOが生成されることになる。




