TechFlowの報道によると、2月28日、バイナンス(Binance)創業者であるチャンパン・ジャオ(CZ)氏は、Vana主催の「Live with CZ: YZi Labs bets on AI & a New Era of Data Ownership」と題するTwitter Spaceイベントにゲストとして招かれ、AIと暗号資産(Crypto)の発展に関する自身の見解を共有した。
ブロックチェーンとAIの交差点について語る中で、CZ氏は次のように述べた。AIは基盤技術であり、消えることなく、その応用範囲は非常に広く、まだ始まったばかりである。暗号資産とAIの接点は非常に強い。第一に、暗号資産はAIのネイティブ通貨となるだろう。第二に、データはAIの燃料である。公開データはすでに枯渇しつつあるが、依然として大量の未収集な個人データが存在している。
またCZ氏は、YZi LabsがVanaへの投資を決定した背景についても言及した。Vanaが既に強力なプロダクトを保有しており、成長するユーザーベースから優れたプロダクトマーケットフィット(PMF)が確認できること、そして優秀な創業チームが揃っていることが、YZi Labsにとっての魅力だったと説明した。
これ以前の情報として、2025年1月23日にBinance LabsはYZi Labsに社名変更し、CZ氏は今後、起業家に対して一対一の指導や戦略的アドバイスを提供していく予定である。さらに2025年2月24日、YZi Labsは暗号AIスタートアップのVanaに投資し、CZ氏がアドバイザーとして参加することが発表された。これはYZi Labsの名称変更後、初のAI分野への投資となった。
なお、VanaプロトコルはVana財団とOpen Data Labsが共同開発したもので、ユーザーが自身のプライベートデータをブロックチェーン上で未来のAI構築プロジェクトに貢献できるようにし、データを新たな価値ある資産クラスへと変えることを可能にする。Vana上のDataDAOは、文字通りデータの労働組合のようなもので、ユーザーが自らのデータをまとめて共有できる仕組みとなっている。現在存在するDataDAOには、自動車データ、Redditデータ、健康データ、メールデータ、Google位置情報データ、Spotifyデータなどがある。




