TechFlowの報道によると、2月28日、金十データの報道を引用して資産運用会社Unison Advisorsの責任者ニール・カイサー氏は、ドナルド・トランプ米大統領が連邦準備制度(FRB)に金利引き下げを迫る方法を、結局見つけた可能性があると指摘した。その方法とは財政緊縮である。
カイサー氏は、近年の財政政策の影響力は、FRBの歴史的な措置と少なくとも同等であったと述べた。現在、財政政策と金融政策は役割を入れ替える可能性すらあるという。スコット・ベッセント財務長官は、政府は財政赤字をGDP比3%まで削減したい意向だと表明している。これを達成するには、トランプ政権の政府効率化部門(DOGE)が1兆ドルの支出削減を行う必要がある。
この目標がどこまで実現可能かはまだ不明だが、単なる支出削減の脅しだけでも、すでに市場心理を抑制し、経済成長を阻害している可能性がある。支出削減によって、トランプ政権は財政緊縮を補うための金融緩和を事実上FRBに強いることになるかもしれない。トランプの支出削減が実際に景気減速を引き起こすかどうかは、もはや重要ではない。
こうした支出削減(あるいは削減の脅威)が景気減速と同時進行すれば、FRBは対応に乗り出すだろう。




