TechFlowの報道によると、10月9日、人工知能企業OpenAIはカリフォルニア州連邦裁判所に動議を提出し、エロン・マスクが2か月前に提訴した連邦訴訟の却下を求めた。OpenAIは、マスクの訴訟は自らのAI新興企業xAIの地位向上を狙った嫌がらせであると主張している。
OpenAIの申請書では、マスクの訴訟は「ますます露骨な嫌がらせ行為」の最新の動きであり、競争優位を得ることを目的としていると指摘している。かつてマスクは、「安全で有益なAGIの開発」というOpenAIの中核的目標を支持していたが、同社を支配できなかったことからその使命を放棄し、その後自身のAI企業xAIを設立。現在は司法制度を利用してAI分野での競争上の優位を図ろうとしていると批判した。
OpenAIは、マスクが連邦訴訟で主張する核心的な文書や事実は、すでに2024年6月にマスク自身が放棄した州裁判所での訴訟と同一だと主張している。同社は、今回の訴訟は広報戦略の一環にすぎず、州裁判所で主張できなかった契約および信託に関する請求、さらに具体的な虚偽表示が特定できない詐欺や虚偽広告の理論を含んでいると述べている。
マスクは当初、OpenAIが創設時の「人類の利益に資する」オープンなAIプラットフォームという使命を放棄し、利益最大化を追求していると非難していた。本稿執筆時点において、マスクはOpenAIの却下申請に対して反応を示していない。




