TechFlowの報道によると、9月25日、投資銀行およびリサーチ会社Benchmarkのアナリスト、Mark Palmer氏は報告書を発表し、最近の暗号資産分野における好材料が、ビジネスインテリジェンス企業MicroStrategyにビットコイン保有量の一部を貸し出して収益を得る動きを促す可能性があると指摘した。Palmer氏は、MicroStrategyの執行会長であるMichael Saylor氏が以前からビットコインを貸し出して収益を得ることを検討していたものの、十分な財務力と健全なバランスシートを持つ取引相手が不足していたため実現できなかったと述べた。しかし、最近の規制環境の変化がこの状況を変える可能性があるとしている。
先週、米国上院議員Cynthia Lummis氏の顧問弁護士が公聴会で明らかにしたところによると、米証券取引委員会(SEC)は、米国最大のカストディバンクBNY Mellonに対し、SAB 121ガイドラインの遵守を免除する条件付き許可を与えた。このガイドラインは、暗号資産のカストディを選択する機関に対して、当該資産を貸借対照表に計上し、等価の負債を創出することを要求している。
Palmer氏は、SECによるデジタル資産に対する緩和的な姿勢や機関投資家の関心の高まりがBNY Mellonのような金融機関にとどまらず広がれば、MicroStrategyはまもなく大規模な機関投資家を取引相手として利用できるようになり、ビットコインの貸し出しをより確信を持って行えるようになると分析している。「ビットコイン保有の一部を貸し出すことで得られる収益は、同社の債務に対する年間利息を相殺できる。もし同社がより大きな額を安心して貸し出せるようになれば、その収益は株式の希薄化やレバレッジに関する懸念を伴わずに保有量を増やす別の手段となり得る」と、Palmer氏は火曜日の報告書で述べている。




