TechFlowの報道によると、5月7日午前6時05分(米東部時間)、イーサリアム開発者らはエポック364032においてPectraアップグレードをアクティベートした。これは2022年の「マージ」以降で最も重要なネットワーク更新となる。Pectraには11件のイーサリアム改善提案(EIP)が含まれており、ステーキング効率、ユーザーエクスペリエンス、バリデーター操作、およびLayer 2のスケーラビリティ向上を目的としている。
今回のアップグレードは、Holesky、Sepolia、Hoodiテストネットで厳密なテストを経ており、特にHoodiテストネットでの成功した展開が本番ネットワークへの移行を可能にした。主な改良点としては、アカウント抽象化を実現しユーザーのウォレットがスマートコントラクトロジックを実行できるようにするEIP-7702、バリデーターの最大有効ステーク上限を32ETHから2,048ETHまで引き上げるEIP-7251、Layer 2のデータストレージ(blob)のスループットを倍増させて取引コストを削減するEIP-7691などが含まれる。また、EIP-7002やEIP-6110などの提案により、バリデーター操作とネットワーク効率がさらに最適化された。
今回のアップグレードは、今後のFusakaアップグレードの基盤を築いており、これによりVerkle TreesおよびPeerDAS技術が導入され、より大規模なスケーラビリティが実現される予定である。




