TechFlowの報道によると、2月26日、Decryptが伝えたところによれば、イリノイ州の上院議員であるディック・ダービン氏は、「暗号ATM詐欺防止法案」を提出した。これは、暗号通貨ATMに関連する急増する詐欺行為を抑止することを目的としている。この法案では、新規ユーザーに対して厳しい取引制限を課し、1日あたり2,000ドル以上または14日間で10,000ドルを超える支出を禁止するほか、500ドルを超える取引を試みるユーザーに対して運営事業者が直接連絡を取り、ユーザーが詐欺に遭っていないか確認することを義務付ける。
また法案では、被害者が取引後30日以内に詐欺を報告した場合、企業は全額返金を行う必要があると規定している。ダービン議員は提案の中で、イリノイ州の男性が15,000ドルを騙し取られた事例を紹介した。その男性は、副保安官を名乗る人物から電話を受け、「陪審員義務を怠ったため、逮捕を免れるためにビットコインATMで罰金を支払う必要がある」と言われて被害に遭ったという。
米国連邦取引委員会(FTC)のデータによると、ビットコインATMによる消費者の損失額は2020年以降ほぼ10倍に増加しており、2023年だけで1億1,000万ドルを超えている。また、60歳以上の高齢者が詐欺の被害に遭う可能性は、若い世代の3倍以上である。




