TechFlowの報道によると、Sam Bankman-Fried(SBF)の裁判で、弁護側のMark Cohen弁護士は検察の主張に対し反論を行った。彼は、検察の主な主張が「FTXは初めから詐欺企業だった」という誤った前提に基づいていると指摘し、そのような見解を裏付ける証拠は存在しないと述べた。
Cohen弁護士は、SBFが新たな暗号資産の世界において、「合法的で健全かつ革新的な」数十億ドル規模の2つの企業を築き上げたと主張した。彼は、FTXにリスク管理チームが不十分であったことについても触れながら、SBFがCEOとして常に合理的な経営判断を下していたことを繰り返し強調した。
また、彼は陪審員に対して常識を用いて判断するよう呼びかけ、ビジネス上の判断ミスは犯罪とは等価ではないとし、検察側の「陰謀論的な」主張には一部筋が通らない点があると指摘した。
Cohenはさらに、陪審員がSBFの行為が各訴因において善意に基づいていたと判断した場合、彼は完全に無罪とされるべきだと強調した。
最終弁論の中で、Cohenは検察がSBFの行動を合理的に説明する十分な根拠を提示していないと述べた。
裁判は最終段階に入り、明日検察が反論陳述を行い、その後陪審員による審議が始まる予定である。




