TechFlowの報道によると、持続可能なビットコインマイニング事業を展開するIris Energyは最近、テキサス州チャイルダースの拠点において需要ピーク時に電力使用を意図的に削減したことにより、230万米ドル相当の電力クレジットを獲得した。
8月の投資家向けアップデートによれば、同社は410BTCを採掘し、1140万米ドルの収益を上げた。電気料金の支出は660万米ドルであったが、クレジット優遇により430万米ドルにまで削減された。これにより710万米ドルの利益を計上しており、1BTCあたりの平均利益は17,300米ドルとなった。使用電力の約97%は再生可能エネルギー由来であり、残り3%は再生可能エネルギー証書(REC)によるものである。
Iris Energyは水力発電所などの再生可能エネルギー施設の近くにマイニング事業を配置している。また、送電網のピーク時において電力使用を削減するために、電力クレジットも購入している。競合他社のRiot Platformsも同様の取り組みで3170万米ドルの支払いを免除されている。
さらにIris Energyは、新興コンピューティング市場への対応として、1000万米ドル相当のNVIDIA製人工知能用H100 GPUを購入した。ビットコインマイニングが依然として主力事業であるものの、次世代データセンターはAI分野など新たな機会を提供すると同社は見ている。
まとめると、ビットコイン価格の下落やネットワーク全体のハッシュレート上昇という厳しい環境下でも、Iris Energyは持続可能なエネルギー活用と電力クレジット制度の導入により、着実な利益を確保している。




