TechFlowより、5月20日(水曜日)、WTI原油およびブレント原油の価格はともに2%以上下落した。これは、トランプ米大統領がイランとの戦争が間もなく終結するとの発言を再び行ったためである。ただし、中東地域における供給の継続的な遮断を背景に、投資家は和平交渉の結果に対し依然として慎重な姿勢を示している。
ロンドン証券取引所グループ(LSEG)の上級石油研究アナリスト、エムリル・ジャミル氏は、「市場が地政学的リスクの動向を注視する中、合意に達する可能性が高まったことで基準原油価格が弱含みとなった。しかしながら、仮に合意が成立したとしても、原油価格には依然として上昇余地がある。というのも、供給が直ちに戦前の水準まで回復することはまずないからだ」と指摘している。
フジトミ証券の田沢俊隆アナリストは、「米国の立場は日々変化しており、投資家は米国とイランが真に共通の合意点を見出し、和平協定を締結できるかどうかを注視している。米国がイランに対して再び軍事攻撃を実施する可能性や、たとえ和平協定が成立したとしても原油供給が戦前の水準に即座に戻らないことを考慮すれば、原油価格は依然として高止まりが続く可能性がある」(金十データ)と述べている。




