TechFlowの報道によると、3月9日、Decryptが伝えたところでは、Project Elevenの最新研究によれば、ブロックチェーンが耐量子暗号に移行した場合、現在の暗号化取引所で広く用いられているアドレス生成方式が機能しなくなる可能性がある。
CoinbaseやBinanceなどの取引所は現在、階層的決定論的ウォレット(BIP32規格)に依存しており、このシステムでは、事業者がサーバー上にある公開鍵を用いて新たな入金アドレスを生成できる一方で、秘密鍵はオフラインのコールドストレージに保管される。しかし研究者らは、米国国立標準技術研究所(NIST)が策定した耐量子デジタル署名標準「ML-DSA」のもとでは、このアーキテクチャが動作しなくなる可能性があることを明らかにした。Project Elevenの共同創設者兼最高技術責任者(CTO)であるコナー・ディーガン(Conor Deegan)氏は、「Bitcoinが類似の構造を用いずにML-DSAを採用した場合、非強化派生機能が失われ、取引所や決済処理業者などが公開鍵のみで新たな受信アドレスを生成できなくなる」と述べている。




