TechFlowの報道によると、2月23日、CoinTelegraphは、米国最大手銀行であるJPモルガン・チェースの元最高運営責任者(COO)であるダン・ウィルケニング氏が法廷提出書類において、同社が2021年2月にドナルド・トランプ氏関連の商業銀行口座およびプライベートバンキング口座を閉鎖することを決定したと認めたと報じました。これは、JPモルガン・チェースがトランプ氏に対して「デバンキング(銀行口座の解約)」を実施したと公式に認めた初めての事例です。
トランプ氏は今月1月下旬、同銀行に対し、政治的理由に基づき違法に口座を解約したとして50億ドルの損害賠償を求める訴訟を提起しました。また、同氏および家族を評判上の「ブラックリスト」に載せたとも主張しています。その法務チームは、上記の認定を「破滅的な譲歩」と位置付けました。一方、JPモルガン・チェースの広報担当者トリッシュ・ウェクスラー氏は、口座閉鎖の根拠は政治的または宗教的理由ではなく、法的・規制上のリスクにあると反論しています。
トランプ氏の長男エリック・トランプ氏は、これまで何度も「デバンキング」を経験したことが、一族が暗号資産分野へ全面的に進出するきっかけになったと述べています。彼によると、キャピタル・ワン(Capital One)は一晩のうちに同氏名義の銀行口座300件をすべて閉鎖したとのことです。この経験が直接的な契機となり、エリック氏が主導してトランプ一族の暗号資産プラットフォーム「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)」を設立しました。




