TechFlowの報道によると、7月31日、暗号通貨のミキシングサービスTornado Cashの共同創業者であるRoman Storm氏の裁判で結審陳述が終了し、現在は陪審員による評決段階に入っている。検察側はStorm氏に対し、共謀によるマネーロンダリング、米国制裁違反、無免許での資金送金業の営業の3つの罪を訴えている。有罪判決が下された場合、最大40年の懲役が科される可能性がある。
検察官Ben Gianforti氏は、Tornado CashがKuCoinやRoninのハッキング事件など、複数の大規模なセキュリティインシデント後の資金移動に使用されたと指摘。さらに、制裁発表後に制裁対象となったLazarusのウォレットに対して3億5000万ドル相当の送金が行われたと述べた。一方、弁護側のDavid Patton氏は、Storm氏が犯罪者を意図的に支援した事実はないとしており、犯罪者がその製品を利用していたことを知っていたというだけでは犯罪成立には至らず、犯罪支援の故意があったことを立証する必要があると主張している。




