TechFlow速報、2月27日、金十によると、米国債投資家は連邦準備制度(FRB)の政策重点がインフレ抑制から経済成長減速への対応に移行すると予想し始めている。こうした見通しを受け、米国債価格は6営業日連続で上昇し、利回りは年初来の最安水準に低下した。
モルガン・スタンレーのストラテジストは、市場がFRBの政策見通しに若干の変化を織り込む場合、10年物米国債利回りが4%を下回る可能性があると指摘した。現在のトレーダーは、今年中に利下げが2回(いずれも25ベーシスポイント)行われると再び予想しており、来年にはさらに利回りが約3.65%まで低下するとの見通しだ。同社では、市場の金利見通しが3.25%まで下落すれば、10年物米国債利回りが4%を割り込む可能性があるとしている。
最近の米国債入札は好調で、水曜日に実施された440億ドル規模の7年物国債入札では利回りが4.194%となり、入札前の市場終値4.203%を下回り、需要が予想を上回ったことを示している。アナリストは、投資家が経済成長指標に加え、米国の財政政策や移民政策にも利下げの根拠を見出していると指摘。トランプ氏が主要貿易相手国に対して関税を課す構えを見せていることもその一因だと述べた。
現時点までで、米国債は今年に入って2.3%上昇しており、S&P 500指数の1.3%上昇を上回っている。今週金曜日に発表予定の1月個人消費支出(PCE)物価指数は、市場の期待を左右する重要なデータとなる見込みだ。




