TechFlowの報道によると、12月17日、地元英字メディア『The International』が欧州警察機関ユーロポールの支援を受けて、今年早々に前科を持つ39歳の容疑者がイタリア・ミラノで逮捕されたと伝えた。報道によれば、この容疑者は従来は偽造紙幣を使って高級時計や金など高価な品物を購入する「スキャム」詐欺の新たな亜種に関与していたという。今回の手口では、被害者が偽造紙幣と引き換えに犯罪者に暗号資産を渡してしまうというもので、ウィーン警察はこの手口を「リップディール2.0(Rip-Deal 2.0)」と呼んでいる。
また、この容疑者は所持していた20万ユーロ分の偽造紙幣も見つかっている。ウィーン警察署長のゲラルド・ゴールドナグル(Gerald Goldnagl)総警視は、「こうした犯罪は通常、西バルカン半島出身の組織的犯罪グループによって実行されている」と語った。
マリオ・カインツ刑事は、このグループの詐欺手法は「巧妙」だと指摘し、場合によっては「被害者にパスワードや暗号資産ウォレットの『シードフレーズ』を入力させたり、天井に隠したカメラを使って被害者のスマートフォン画面を盗み見たりする」と述べた。




