TechFlowの報道によると、香港政府は3月にファミリーオフィスを誘致するための8つの措置を発表した。その中で、「資本投資家入域計画」の詳細を今年末までに公表する予定であり、参加条件となる投資額のハードルを3000万香港ドルに引き上げるとしている。
科技革新界の立法会議員である邱達根氏は、当局が資産範囲を明確にすることを求めている。例えば、ライセンスを持つ仮想資産取引所で取引されるビットコインを金融商品と認め、理論上はこれを対象に含めることも許容すべきだと指摘している。
不動産購入も対象にすべきだとの声もあるが、これは市場を刺激する目的から出ている。これに対して邱氏は中立的な立場を取っているが、政府は不動産関連の金融商品(例えば不動産投資信託基金(REIT)など)は対象に含まれると表明している。
邱氏は、政府が特に中東のファミリーオフィスをターゲットにすべきだと考えている。中東諸国には政治的な配慮もあり、香港はこの流れを捉えるべきだと強調する。中東のビジネス文化は信頼関係を重視するため、政府は現地とのネットワーク構築にさらに資源を投入すべきだと提言している。
ロイター・アンド・パートナーズ香港税務パートナーの王暁彦氏は、税制優遇の対象となる資産カテゴリーおよび収益範囲の拡大を提案している。具体的には、アート作品、ワイン、仮想資産などの新興かつ代替的投資商品を含めるべきだとし、また利回り系資産の売買に対する税制軽減制度についても見直しが必要だと述べている。




