TechFlowの報道によると、韓国の暗号資産アセットマネジメント会社Delioは、今年6月に突如出金を停止した件で刑事告発され、当局から3か月間の営業停止および18.96億ウォンの罰金という制裁処分を受けた。
金融情報単位(FIU)は、制裁公告を通じて初めて制裁対象企業の具体的名称と詳細を公表した。Delio以外にも、GoldCrown社も制裁を受けている。
FIUは9月1日、「Delioに対して3か月間の全面営業停止および18.96億ウォンの罰金、ならびに幹部1名の解任勧告などの制裁措置を実施した」と発表した。
FIUは、報告義務を果たしていない仮想資産サービスプロバイダー(VASP)に対する支援や取引禁止義務違反、特定関係者が発行する仮想資産の取引制限義務違反、新製品・新サービス提供前のマネーロンダリングリスク評価未実施、顧客確認義務違反、独立監査体制未整備など、多数の法令違反が制裁の根拠であると指摘した。
報告されていないVASPへの支援および取引禁止義務違反について、FIUは「Delioは届け出ていない4つの外国VASPに対し、171回にわたり仮想資産の送金支援を行った」と述べた。さらに「Delioは、別の届け出ていないVASP『A』の要請により、80回にわたり仮想資産ウォレットの移転を制限し、『A』の仮想資産保管活動を支援していた」と説明した。
特定関係人に関する違法行為については、FIUが「Delioは特定金融情報法第8条など関連法規に違反し、特定関係人『B』による仮想資産の発行を支援するとともに、その取引仲介も行った」と指摘している。
またDelioは、41の新製品を提供する前にマネーロンダリングリスクの評価を実施しておらず、顧客確認義務や独立監査体制の構築に関する規定にも従っていなかった。
これに先立ち、FIUは8月17日に「特定金融取引情報の報告・検査および制裁に関する規定」の一部改正案を公布し、施行を開始している。




