TechFlowの報道によると、投資機関a16z cryptoのリサーチアソシエイトであるMiranda Brawner氏とJoe Petrowski氏は最近、現在の設計案ではステートレスブロックチェーン(stateless blockchains)に根本的な問題があり、実現可能性は低いとの見解を示した。
ステートレスブロックチェーンとは、検証ノードが非常に低コストでL1ブロックチェーンの全ステートを維持できる状態を意味する。しかし、これはユーザーに巨大な監視コストを強いるものであり、ユーザーがチェーン上のすべての取引を継続的に監視しなければならないことを要求する。
著者らは、このユーザーに対する過大な監視負担こそがステートレスブロックチェーンの根本的課題であり、いかなる設計でも回避できないと指摘している。ただし、ステートレス性の要件を若干緩め、ステートレスに類似した設計(quasi-stateless design)を採用すれば、実現可能な解決策が存在する可能性があるとしている。
結果としてはやや落胆させるものではあるが、不可能であるという結論もまた、研究者たちが他の実現可能な方向へと研究の重点を移す助けとなるだろう。




