TechFlow消息,国際決済銀行(BIS)と4か国の中央銀行は木曜日、複数の中央銀行デジタル通貨(CBDC)を用いた国際決済を支援するためのプロトタイププラットフォームを開発することで協力すると発表した。
BISイノベーションセンター、オーストラリア準備銀行、マレーシア中央銀行、シンガポール金融庁、南アフリカ準備銀行は火曜日、このプラットフォームの開発を完了したと発表した。声明によれば、これにより金融機関が参加中央銀行が発行するデジタル通貨を用いて直接取引を行うことが可能になるという。
この「ダーバー・プロジェクト(Project Dunbar)」と呼ばれるプラットフォームは、仲介機関への依存を減らし、クロスボーダー取引の処理コストと時間を削減する可能性があるとしている。
プラットフォームの開発過程では、どの機関がCBDCを利用した取引に参加できるべきか、また異なる国の支払い規制の違いをどう解決するかといった課題に対処した。
シンガポールにあるBISイノベーションセンターの責任者アンドリュー・マコーマック氏は、「ダーバー・プロジェクトは、信頼性と共有された管理という重要な課題を、強力な技術的手法によるガバナンス体制で解決できることを示しており、将来のグローバルおよび地域レベルのプラットフォーム構築の基盤を築いた」と述べた。
また同氏は、異なる管轄区域に属する機関が直接CBDCを保有・使用して取引を行う仕組みは、クロスボーダー決済における仲介機関の必要性を低減する可能性があるが、その際には支払いの安全性と堅牢性を守る形で実現される必要があるとも指摘した。
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