TechFlowの報道によると、6月18日、CoinDeskはマルタ金融サービス局(MFSA)がディセントラライズド・ファイナンス(DeFi)を欧州連合(EU)の「暗号資産市場規制(MiCA)」枠組みにどのように取り入れるかを検討するための討論文書を発表したと報じました。MFSAは、MiCAは「完全にディセントラライズド」な暗号資産サービスを除外しているものの、多くのDeFiプロジェクトは依然として管理者キーの保持、ガバナンスの集中化、プロトコルのアップグレード権限など、中央集権的な特徴を有していると指摘しています。
当局は、ディセントラライゼーションを「二項的」な概念ではなく、「スペクトラム(連続体)」として捉えるべきかどうかについて一般からの意見を募集しており、また、プロトコルがMiCAの監督対象範囲を超えるかどうかを判断するための標準化された枠組みの構築についても議論しています。さらに、この討論文書では、DAO(分散型自律組織)やセグリゲーテッド・ユニット・カンパニー(分離単位会社)といった潜在的な法的構造について言及し、ガーディアン・エージェント(監護代理)などの自動化されたコンプライアンス・メカニズムの検討も提案されています。本討論文書に対する一般からの意見募集の締切は7月10日です。