TechFlowより、6月18日、CNBCの報道によると、SpaceXは約2.6兆ドルの評価額でナスダックに上場し、直ちに世界第5位の上場企業となり、Amazonと時価総額ランキングを争う状況となった。しかし、オプション市場の価格設定から見ると、同社が世界トップ3、さらには第1位へと上昇するには、相当な時間を要する可能性がある。
現在、SpaceXの時価総額は第3位のAlphabetおよび第2位のApple(いずれも4.4兆ドル超)と比べて依然として大きく開いている。もしNVIDIAに次ぐ世界第2位の時価総額を持つ企業となるためには、同社株価は約340ドルまで、約70%上昇する必要がある。
オプション市場におけるインプライド・プロバビリティ・モデルによる市場価格設定に基づくと、SpaceXが2028年7月までに上記目標価格に達する確率は約50%と推定されている。また、世界第1位の時価総額企業(NVIDIAを上回る)となるという目標の場合、オプション市場は2028年6月までの達成確率を約38%、2028年末時点での達成確率を約41%と予測している。
アナリストらは、オプション価格は市場参加者が将来の進展経路について抱く集団的期待を反映しており、高行使価格のオプションには不確実性プレミアムがより多く組み込まれていると指摘している。これは、SpaceXが長期的な成長ストーリーを有しているものの、時価総額でトップに立つことは依然として極めて困難かつ長期的な課題であると市場が認識していることを意味する。