TechFlow(深潮)の報道によると、6月18日、財新網は、中国系上場企業(中概股)に対する空売りで知られる空売り機関「シトロン・リサーチ(Citron Research)」の創設者アンドリュー・レフト(Andrew Left)氏の量刑公判が2026年8月31日に開廷されることが確定したと伝えた。理論上の最高刑期は265年だが、最終的な量刑は裁判所が具体的な事情に基づいて判断する。
レフト氏は、新東方(New Oriental)、奇虎360(Qihoo 360)、恒大集団(Evergrande Group)、東南融通(Southeastern Finance)、中国高速メディア(China High-Speed Media)など20社以上の中国系上場企業を標的にした空売り活動を行ってきた。かつてはその空売りレポートがほぼ失敗したことがなく、業界で高い評価を受けていたが、その後はマッド・オフ・リサーチ(Muddy Waters)などの同業他社と比較して、シトロンのレポートはしばしば「穴だらけ」と指摘されるようになり、香港証券及期貨事務監察委員会(SFC)により香港市場への5年間の参入禁止処分を受けたこともある。
検察側の起訴状によれば、レフト氏は、報告書やツイートの発表後に株価が極めて短期間(数分~数時間)で急騰・急落することを予測し、満期まで残り0~5営業日の短期オプションを頻繁に活用していた。また、あらかじめ指値注文を設定して利益確定を行い、実際の売却価格は、シトロンが外部に公表していた目標価格と大きく乖離していたという。本件に関係する銘柄には、エヌビディア(NVIDIA)、テスラ(Tesla)、フェイスブック(Facebook)、ゼネラル・エレクトリック(General Electric)、瑞幸コーヒー(Luckin Coffee)などが含まれる。



