TechFlow(深潮)の報道によると、3月18日、DL Newsは、イリノイ州副知事のジュリアナ・ストラットン氏が民主党上院予備選挙で、暗号資産(暗号通貨)に好意的な連邦下院議員ラジャ・クリシュナムールティ氏を破ったと伝えた。この勝利は、暗号資産業界が支援する超党派政治活動委員会「フェアシェイク(Fairshake)」が、ストラットン氏を攻撃する広告宣伝に約1,000万ドルを投じたにもかかわらず達成されたものである。イリノイ州は民主党が圧倒的に優勢な「ディープ・ブルー州」であるため、今回の予備選挙での勝利により、ストラットン氏が11月の本選挙で上院議員に当選することが事実上確実となった。
今回の敗北は、暗号資産業界の政治的影響力が2026年選挙サイクルにおいて初めて明確に挫けた事例となった。フェアシェイクは、コインベース(Coinbase)、リップル・ラボ(Ripple Labs)、およびベンチャーキャピタリストのマーク・アンドリーセン氏(Marc Andreessen)およびベン・ホロウィッツ氏(Ben Horowitz)の支援を受けており、今月(1月)末時点で1億9,100万ドルを超える現金準備を有していた。現在も、今後の選挙活動に充てるために2億2,100万ドルの資金を保有している。
一方、フェアシェイクが支援するドナ・ミラー氏、メリッサ・ビーン氏、ニッキ・ブジンスキー氏は、いずれも連邦下院予備選挙で勝利を収めた。暗号資産研究者モリー・ホワイト氏(Molly White)が追跡した献金データによれば、暗号資産業界は今年、選挙活動に対して累計2億7,100万ドルを支出している。




