TechFlow(深潮)の報道によると、2月5日、Decryptが伝えたところでは、米国司法省が最近公開した文書により、故金融家で性的犯罪者でもあったジェフリー・エプスタイン氏とテザー(Tether)共同創設者のブロック・パイアス氏との関係が、これまで知られていたよりもはるかに密接であったことが明らかになった。両者は、エプスタイン氏が2008年に性的犯罪で有罪判決を受けた後から頻繁に連絡を取り合っており、メール記録からは、暗号資産関連の話題だけでなく、互いの人脈を活用してビジネス上の関係を拡大しようとしていたことがうかがえる。
文書によれば、エプスタイン氏はパイアス氏に不動産投資家のアンドリュー・ファルカス氏を紹介し、一方パイアス氏はエプスタイン氏にビットコインに関する情報を提供していた。さらに、パイアス氏はエプスタイン氏をプエルトリコ・サンフアンの自宅に招待したほか、ウィンクルボス双子(Winklevoss twins)とつながりを持ちたいという意向も示していた。エプスタイン氏が「ウィンクルボス双子とは面識がない」と述べた際、パイアス氏は、この2人のビットコイン億万長者とエプスタイン氏をつなげることを申し出た。また、エプスタイン氏は自身の代理人を彼らのもとへ派遣し、彼らの暗号資産分野における活動状況を把握しようとしていた。さらに、パイアス氏は当時まだ崩壊していなかった暗号資産取引所マウントゴックス(Mt. Gox)の買収計画に、エプスタイン氏を参加させようとしていたことも明らかになっている。
これらの文書は、米国司法省が公開したエプスタイン関連文書300万ページ以上に及ぶ資料の一部である。これまでも報じられている通り、エプスタイン氏はコインベース(Coinbase)やブロックストリーム(Blockstream)などの暗号資産企業に投資していたが、その一環として、パイアス氏に対しコインベースへの投資資金として300万ドルを提供していた。ただし、ブロックチェーン・キャピタル(Blockchain Capital)は、エプスタイン氏が最終的にパイアス氏の会社とは独立してコインベースに投資したと明言している。




