TechFlowの報道によると、4月4日、The Blockの報じたところによれば、クラウドコンピューティング企業のCrusoeは、自社のビットコインマイニング事業をNYDIG(ニューヨーク・デジタル・インベストメント・グループ)に売却することで合意した。これは同社が暗号資産分野から人工知能(AI)分野への移行を正式に示すものであり、本取引は現在、規制当局の承認待ちである。
プレスリリースによると、今回の取引により、Crusoe所属の約135人の従業員がNYDIGに移籍する。これらの従業員は引き続き、廃棄エネルギーを利用したビットコインマイニング事業の運営を担う。なお、Crusoeは過去7年間にわたりこの手法で270万トンの温室効果ガス排出量を削減しており、2カ国の7州にまたがる425のモジュラー型データセンターを運用している。
CrusoeのCEO兼共同創業者であるチェイス・ロックミラー氏は、同社が今後も「エネルギー優先」の理念を堅持し、AIインフラの拡張と日常生活におけるAIの普及加速に注力すると述べた。今後Crusoeは、AI最適化データセンターの建設など、AIインフラソリューションの開発に重点を置く。
この変革の動きは、エンジェル投資家のジェイソン・カラカニス氏が2023年に提唱した「暗号資産からAIへ」という提言に呼応するものである。一方、買収側のNYDIGは、ビットコイン関連サービス領域での影響力をさらに拡大していく。同社は現在、機関投資家向けにビットコインのホスティング、取引、投資商品などを提供している。




