TechFlowの報道によると、3月26日、CoinDeskは暗号系スタートアップPlasmaが、ステーブルコイン専用ブロックチェーンの技術仕様を発表したと伝えた。このチェーンは「HotStuffにヒントを得た」コンセンサスメカニズムを採用しており、高速かつ高効率なグローバルステーブルコイン送金を実現するとしている。
HotStuffコンセンサスはビザンチンフォールトトレランス(BFT)型のメカニズムであり、一部のノードが故障または悪意ある行動を取った場合でもシステムが合意に達できる。従来のBFTシステムでは各ノードが複数回の往復確認を必要とするのに対し、HotStuffはリーダーノードが決定案を提示し、検証ノードが一歩で承認するプロセスを簡素化している。また、リーダーノードに異常が生じた場合でもシームレスに交代が可能となり、遅延の低減と効率の向上を実現している。
PlasmaはソーシャルメディアX上で、「Plasma CoreはFast HotStuffに基づくコンセンサスプロトコルであるPlasmaBFTを採用。迅速なファイナリティと低遅延を最適化し、高頻度のグローバルステーブルコイン送金をサポートする」と発表した。
なお、Plasmaブロックチェーンは時価総額1440億ドルに達する世界最大の米ドルステーブルコインTether向けに設計されたもので、Tetherはステーブルコイン市場の60%以上を占め、発行元は昨年137億ドルの利益を上げている。本プロジェクトの初期支援者には、ベンチャーキャピタリストのピーター・ティール氏、TetherのCEOパオロ・アルドゥイノ氏、Split Capitalのザヒール・エブティカル氏らが名を連ねる。




