TechFlowの報道によると、3月17日、QCP Capitalの最新分析により、週末にビットコインのホエールが平均エントリー価格84,000ドル、清算価格約86,000ドルで4億ドル相当の空売りポジションを構築したことが明らかになった。この動きは日曜日の市場変動を引き起こし、一部の取引グループが2.5%の価格変動で強制ロスカットされる可能性のある、レバレッジ40倍の高レバレッジポジションを清算させようとした。それでも、このポジションは現在も維持されており、すでに約40万ドルの資金調達費用が支払われている。
報告書では、暗号通貨恐怖・貪欲指数が現在32%(恐怖圏)にあり、リスク回避のムードが継続していることを指摘している。これは特に株式市場全体のネガティブなムードを踏まえると顕著である。こうした状況は、ビットコインがマクロ経済的なヘッジ手段としての役割をさらに強めていることを示している。たとえば先週金曜日には、BTC-17MAR25-80k-Pオプションが300LOT積極的に購入されており、これは明確に週末のボラティリティリスクに対するヘッジであった。
市場のノイズが続く中でも、ビットコインは依然80,000ドル以上で安定しており、株式市場に比べて強い粘り強さを見せている。一方、今朝の米国株価指数先物は下落して取引開始した。これは景気後退への懸念が再燃したためであり、スコット・ベセント米財務長官が「景気後退の可能性を排除できない」と述べたことによるもので、トランプ前大統領が以前示唆した見解とも一致している。市場は本日夜に発表される米小売売上高データに注目しており、1月の小売売上高が0.9%低下したのが消費支出の減速の最初の兆候なのか、それとも2024年のホリデーシーズンの好調な終わりの反動なのかを判断しようとしている。
報告書は、暗号資産のナラティブが希薄化する中でも、株式市場が依然として主な焦点であると指摘している。先週の米CPIデータが予想を下回ったことで一時的な安心感が得られたものの、FRBがすぐにタカ派姿勢を緩めるとは考えにくい。継続的な関税リスクやインフレ懸念を考慮すると、利下げの見通しは不透明なままとなっている。このため、QCP CapitalはFOMC会合が行われる今週水曜日にFRBが金利据え置きを行うと予想している。しかし、トランプ政権の政策転換という不確実性の中、市場はFRBの次の手がかりを探しており、その結果、ボラティリティは高い水準で推移する可能性があるとしている。




