TechFlowの報道によると、3月14日、米デラウェア州破産裁判所は、破綻したヘッジファンドThree Arrows Capital(3AC)の清算人がFTXに対する請求額を15億3000万ドルに拡大することを承認した。これに対し、FTX債権者が「時期尚早で不公平」であるとして反対していたが、裁判所はこれを退けた。デラウェア州破産裁判所のJohn T. Dorsey判事は同日、3AC清算人は適切な請求通知を行っており、調査の進展がFTXによる関連記録の適時提供不足によって妨げられてきたと判断した。
判事は裁定の中で、「修正された請求書類の提出遅延は、主に債務者側自身の行為によって引き起こされた」とする証拠があると指摘した。CEOのJohn Ray III氏が率いるFTXの債務者は、この修正請求に反対し、新たな法的主張を導入し、請求額を大幅に増加させていると主張していた。しかし裁判所は、3ACの当初の申請ですでにFTXに対して「後に主張される請求の可能性について注意を喚起していた」と認め、債務者の異議を却下した。
法廷文書によれば、2022年6月12日時点で3ACがFTXに保有していた資産は15億3000万ドル相当だった。その後2日間でこれらの資産は清算され、FTXへの13億ドルの債務返済に充てられた。3AC清算人は当初、2023年6月にFTX破産手続において1億2000万ドルの請求を申し立てていたが、その後その範囲を拡大し、契約違反、不当利得、信託義務違反などを理由に請求を強化している。




