TechFlowの報道によると、3月12日、中国国際金融(CICC)が発表した最新のリサーチレポートは、現時点のデータでは米国経済の後退が示されていないものの、景気悪化は通常非線形的特徴を呈し、主要な経済指標が1〜2か月以内に急速に悪化する可能性があり、事前の予測が難しいと指摘している。同レポートでは例として、米国GDPは景気後退の6か月前でも約4%の水準を維持しており、非農業部門雇用者数も景気後退の1か月前にはなお約10万人の増加を記録していたと述べている。
CICCは、米国経済がすでに下落局面に入ったこと、および非線形的な不確実性が存在することから、たとえ経済が即座に後退しなくとも、「後退ストーリー」は簡単には消えないとの見方を示している。トランプ氏は最近、株式市場を重視しないと表明し、米国経済が6〜12か月の困難期を迎えると予想している。
こうした判断を踏まえ、CICCはトランプ政権による大幅な経済政策の修正やFRBによる大幅な緩和への転換が明確になるまでは、海外資産配置においてリスク防衛を主眼とし、米国株式およびコモディティの低水準保有を維持すべきだと提言している。また、投資家に対して、金や債券などの安全資産は市場リスクの高まりから恩恵を受けるものの、ここまでの上昇幅が大きいため、高値買いは慎重にし、押し目での積み増しが適切だと注意喚起している。




