TechFlowの報道によると、3月7日、金十データの報じたところによれば、スタンダード・チャータード銀行のG10外為調査および北米マクロ戦略グローバル責任者であるスティーブン・イングランド氏は、経済成長の減速はあるものの、アメリカ経済のリセッションへの市場の懸念は過剰に拡大されている可能性があると指摘した。高金利や政府支出の問題がなおも不安視されているが、経済データは最も悲観的なシナリオを完全には裏付けていないという。
イングランド氏は、今後数か月間におけるエネルギー価格の下落や気象条件の改善が消費者支出を押し上げ、結果として経済成長を支える可能性があると述べた。彼は連邦準備制度(FRB)が今年2回の利下げを行うと予想しており、それぞれ第2四半期と第3四半期に実施されると見ている。しかし、財政政策が政府支出を継続的に支援しているため、追加の利下げの可能性は低いとしている。これに対して、インフレと賃金上昇が安定していることを踏まえれば、日本銀行は2回の利上げを行う可能性があり、それが円のほかの主要通貨に対するパフォーマンス向上につながるとの見方を示した。
最近のアメリカによる関税引き上げの動きはインフレを押し上げる可能性があるが、その影響は限定的だろう。イングランド氏は、関税が物価上昇を招く可能性があるものの、全体的なショックはコントロール可能な範囲内にとどまると考えている。また彼は、米国政府が経済成長を支えるために財政政策を活用するとの見通しを示しており、これが下半期にかけてドル高を促進する可能性があると予測している。




