TechFlowの報道によると、プライバシー保護計算ネットワークNillionは、バーレーンの通信事業者stc Bahrainとの提携を発表した。今回の提携は、Nillionのブラインドコンピューティング技術がWeb2の実際のユースケースに深く統合される一歩となり、中東地域におけるプライバシー保護ソリューションの発展を推進するものだ。
協力の第1段階として、stc BahrainはNillionのブラインドコンピューティングネットワーク「PETnet」上にノードを展開する。分散型プライバシープラットフォームであるPETnetは、マルチパーティ計算(MPC)などの先進的なプライバシー強化技術を活用し、データの安全な保存およびプライバシー情報の処理を保証することを目指している。stc Bahrainは、Nillionネットワーク上でノードを運営する初の通信パートナーとして、PETnetにさらなる分散性とセキュリティをもたらす。
同時に、Nillionはstc BahrainのWeb3 Launchpadプログラムに「Pearling Path パートナー」として参加する。stc BahrainはNillionのブラインドコンピューティングネットワークを活用してスケーラブルなアプリケーション事例を開発し、Nillionの高度なセキュアコンピューティングソリューションとstc Bahrainの強力な通信インフラ、そしてバーレーンのデータ大使館法制度を組み合わせることで、Web3にとどまらず、Web2の具体的な応用シナリオにおいても、グローバルユーザーの高価値データ管理・保護の新たな基準を設定していく。
なお、初の分散型ブラインドコンピューティングネットワークであるNillionは、元Uber創立エンジニアのConrad Whelan氏によって設立された。同プロジェクトは、高価値かつ機密性の高いデータを完全暗号化のまま保存・転送・処理することを目的としている。革新的なオーケストレーション層、Nada言語コンパイラー、二層ネットワーク構造により、開発者はプライバシー強化技術(PET)に関する専門知識を持たなくても容易にプライバシー対応アプリの構築が可能となる。これにより、分散化と使いやすさの両立を実現し、AI、データマーケットプレイス、プライバシー対応DeFi、医療データ分析など多様な分野への応用を支えるエコシステムの発展に貢献する。




