TechFlowの報道によると、米国上院議員のエリザベス・ウォーレン氏は、ドナルド・トランプ氏が商務長官に指名したハワード・ラトニック氏に対し、ステーブルコイン発行会社テザー(Tether)との関係および自身の利害について説明するよう圧力をかけている。
ウォーレン氏は、ラトニック氏の投資会社カントール・フィッツジェラルドがテザーの株式5%を保有し、資産運用管理者も務めていると指摘した。ラトニック氏が関連する利害を切り離す意向を示しているものの、ウォーレン氏は彼が個人的な経済的利益よりも公共の利益を優先できるか疑問視している。
またウォーレン氏は、テザーのステーブルコインUSDTがマネーロンダリングや制裁回避、さらには北朝鮮の核開発計画への資金提供といった犯罪行為に利用された事実を強調した。そのうえで、ラトニック氏が任命された場合、暗号資産業界の政策に大きな影響力を持つことになるとして、2月10日までに財務的利益やデューデリジェンスに関する13の質問への回答を要求している。
テザーは最近、法執行機関と協力して犯罪資金の凍結や詐欺被害金の回収に協力しているものの、ウォーレン氏は依然として暗号資産業界に対するより厳しい規制を求めている。彼女は2022年および2023年に「デジタル資産マネーロンダリング防止法案」の成立を推進したことがあるが、この法案は暗号資産支持団体や国家安全保障の専門家の強い反発を受け、デジタル資産産業を海外へ追いやり、法執行の難易度を高める可能性があるとの懸念が示されていた。




