TechFlowの報道によると、1月5日、イーサリアムの創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は、「d/acc:ワン・イヤー・ラター」と題する長文を発表し、昨年提唱した「d/acc」(分散型防衛的加速)の理念の一年間の進展を振り返った。この記事では、AIの安全性に関する規制、暗号通貨がd/accにおいて果たす役割、および公共財の資金調達という3つの主要なテーマに焦点を当てている。
AIの安全性に関して、ブテリン氏は2つの戦略を提示している。1つ目は責任体制の構築であり、AIの利用者、導入者、開発者に対して適切な法的責任を課すこと。2つ目は、産業用ハードウェアレベルでグローバルな「ソフトポーズ」メカニズムを設けることであり、必要に応じて世界の計算能力を90~99%削減できるようにすることである。
暗号通貨に関しては、d/accとの関係として3つの側面を強調している。価値観の延長、初期採用コミュニティの存在、技術的な相補性である。特に、暗号通貨コミュニティが予測市場やゼロ知識証明などの分野で貢献してきた点に言及している。
公共財の資金調達については、クワドラティック・ファイナンス(二次方資金調達)、遡及的公共財資金調達、ディープ・ファイナンスなどの革新的な仕組みを紹介し、分散型資金調達がオープンソースプロジェクトの発展を推進する上で重要であると強調している。
ブテリン氏は、現在、技術の急速な進展と国際協力の低下という課題に直面しているものの、AIやバイオテクノロジーといった新たなツールによって、人類はこれらの課題に対処する能力を持っていると述べている。




