TechFlowの報道によると、12月18日、ブルームバーグが報じたところでは、ドイツ最大手銀行のドイチェ・バンクがZKsync技術を基盤としてイーサリアムL2ブロックチェーンの開発を進めている。その目的は、金融機関がパブリックブロックチェーンを利用する際に直面するコンプライアンス上の課題、特に制裁対象エントリティとの予期しない取引リスクを回避することにある。
同銀行が開発するこのL2ソリューションは「Project Dama 2」と呼ばれ、イーサリアムメインネットと直接統合される予定だ。プロジェクトの設計には信頼できる検証者(トラステッドバリデーター)メカニズムが導入されており、規制当局には特別な監視権限が付与されることで、制裁対象エントリティとのやり取りを防止しつつ、ブロックチェーンの透明性と金融コンプライアンス要件の両立を目指す。ドイチェ・バンクは2025年に最小構成製品(MVP)のリリースを計画しており、現在は規制当局の承認待ちの状況である。
本プロジェクトはシンガポール金融庁(MAS)の「Project Guardian」の重要な構成要素でもある。「Project Guardian」には現時点でドイチェ・バンクを含む24の金融機関が参加しており、ブロックチェーンを活用した資産のトークン化の可能性を探っている。




