TechFlowの報道によると、11月5日、CoinDeskは暗号資産(仮想通貨)資産運用会社CoinSharesが発表した研究レポートを引用し、MicroStrategy社が今後3年間に420億ドル相当のビットコイン購入を目指す計画には潜在的なリスクがあると指摘した。同レポートは、MicroStrategyの計画が成功するかどうかは以下の複数の要因にかかっていると強調している。
- 資金調達環境が有利なまま維持されること。
- 市場における同社の転換社債への需要が継続すること。
- 債務の金利コストが上昇しており、2021年に発行された無利息転換社債と比べて現在の金利は引き上げられていること。
CoinSharesのアナリスト、アレクサンダー・シュミット氏およびサティッシュ・パテル氏は、MicroStrategyは保有するビットコインと密接に結びついていると指摘した。同社が一部のビットコインを売却する場合、その企業価値のプレミアムが消滅する可能性がある。さらに、売却行為は巨額の税務イベントを引き起こす恐れがあり、将来的には未実現の暗号資産利益に対しても課税される可能性すらあると警告している。
また報告書は、MicroStrategyのビットコイン関連事業はすでに従来のソフトウェア事業の規模を超えている可能性があり、伝統的ビジネスから得られるキャッシュフローでは今後の転換社債の利息支払いを賄えない恐れがあるとも述べている。
こうしたリスクがあるにもかかわらず、大規模な資金調達計画発表後も同社株価は投資家の支持を受けている。11月5日時点でビットコイン価格が7万ドル近辺に迫る中、MSTR株価は前場取引で約8%上昇した。




