TechFlow報道、11月4日、『南華早報』によると、アリババグループは現在、メタバース事業の縮小を進めている。関係者によれば、アリババ傘下のメタバース部門「元境(Yuanjing)」は数十人の従業員を削減し、上海および杭州のオフィスに影響が及んでいる。今回の人員整理は組織再編の一環であり、組織の効率化を目的としているという。
元境はこれまで数十億元の投資を受け、数百人規模のスタッフを擁していた。今回の人員削減後も同部門は継続運営され、今後はメタバースのアプリケーションやツール開発、およびメタバースに基づく顧客向けサービス提供に重点を移す予定だ。2021年にはアリババをはじめとする中国の複数のテック企業が相次いでメタバース関連の商標登録を行い、仮想世界のビジネス機会を探っていた。しかし業界の熱狂が収まる中、Metaや百度などグローバルなテクノロジー企業も次々とメタバース戦略を見直している。
アリババがこれまでメタバース分野で行った投資には、AR眼鏡メーカーNrealへの6000万ドル規模の主導的出資や、ゲーム・産業用途向けのクラウドベースメタバースOSの開発が含まれる。一部の地方政府は引き続きメタバース関連プロジェクトを推進しているものの、国家メディアは市場の過剰な投機リスクに対して繰り返し警告を発している。




