TechFlowの報道によると、10月29日、ブルームバーグは国際決済銀行(BIS)がクロスボーダー決済のパイロットプロジェクト「mBridge」の終了を検討していると報じた。関係者によれば、10月21日から22日にかけてワシントンで開催されたIMFおよび世界銀行の年次会議にて、各国の中央銀行や財務大臣らがこの問題について協議したという。これ以前に、プーチン大統領はこの技術が欧米の制裁を回避し、米ドルの優位性を弱める手段となり得ると公言していた。
mBridgeプロジェクトは、BISイノベーションハブが主導し、中国人民銀行(香港金融管理局を含む)、タイ中央銀行、アラブ首長国連邦中央銀行が共同開発しているもので、現在は「最小限の実用製品(MVP)」段階に入っている。このプラットフォームは参加国の中央銀行間で直接的なデジタル接続を構築することで、米国銀行に依存せずにクロスボーダー決済を可能にし、従来のドル中心の代理店銀行システムを回避することができる。2022年のパイロット段階では4つの管轄区域から20の銀行がテストに参加しており、今年BISは民間金融機関にも実取引テストへの参加を呼びかけている。




