TechFlowの報道によると、10月22日、仮想資産管理プラットフォームLiminalは、インドの暗号資産取引所WazirXによる「虚偽情報の拡散」に対し声明を発表した。声明では、WazirXが7月に発生した2億3500万ドル相当のセキュリティ侵害事件についてLiminalを非難しているものの、ハッキング事件から75日が経過した現在も、WazirXは依然としてLiminalプラットフォーム上に1億7500万ドル以上の資産を保有していると指摘している。
Liminalによれば、現時点でWazirXは同社のインフラ経由でアクセス可能なウォレットに約5000万ドル相当のユーザー資産を保管している。Liminalは、WazirXの資金に関わるトランザクションを自ら実行することは不可能であり、その権限はあくまでWazirXチームのみが持っていると強調した。
また、CoinSwitchの共同設立者であるAshish Singhalは、ソーシャルメディアX上で、問題のセキュリティ漏洩後にWazirXがグローバル取引所BybitおよびKuCoinに7000万ドル以上のユーザー暗号資産を移動させたと指摘している。具体的には、Bybitへの送金額は約7212万ドル、KuCoinへの送金額は約150万ドルであったという。
注目に値するのは、WazirXが10月17日にシンガポール裁判所に24万件のウォレットアドレス情報を提出したことである。これは債務再構築プロセスの一環として行われたものとされている。これに対しLiminalは、1100ページ以上に及ぶこの詳細な提出資料が、暗号資産エコシステム内で激しい論争を引き起こしていると述べた。本稿執筆時点において、WazirXはLiminalの声明に対してまだ応答していない。




