TechFlowの報道によると、10月17日、ビデオゲーム開発会社FractureLabsは米国シカゴ連邦裁判所にて、著名な暗号資産マーケットメーカーであるJump Tradingを相手取り訴訟を提起した。同訴訟では、DIOトークン価格の操作による詐欺および欺瞞行為が問題となっている。
報道によれば、FractureLabsは当初2021年にHuobi(現HTX)取引所でDIOトークンを初回上場し資金調達を行う計画だった。このため、同社はJump TradingをDIOのマーケットメーカーとして雇い、自社の子会社に1000万枚のトークンを貸し出し、さらにHTXに上場用として600万枚を送付していた。
訴状では、Jump TradingがDIO保有ポジションを体系的に決済清算したことにより、トークン価格が約0.5セントまで下落し、Jump側が数百万ドル規模の利益を得たと指摘している。その後、Jumpは大幅な割引価格で約5万3000ドル相当のトークンを再購入し、FractureLabsに返却した上で、マーケットメーカーアグリーメントを終了したとされる。
HTXはこれに対し、運営の合法・コンプライアンス確保に努めていると説明した。事件は現在法的手続き中であり、HTXは被告ではないことから、現時点ではそれ以上のコメントは控えるとしている。




