TechFlowの報道によると、10月11日、『Fortune』はロサンゼルスのワーナー・ブラザース映画スタジオで開催されたテスラ(Tesla)の無人タクシー発表会が投資家の期待に届かず、同社株価が10月11日午前に7%以上急落したと伝えた。
これ以前の情報として、イーロン・マスクCEOは発表会で「Cybercab」と名付けられた無人運転タクシーを披露し、その価格は3万ドル以下になるとして2027年の発売を目指すと述べた。しかし、マスク氏は具体的な生産拠点や技術的詳細を明らかにしておらず、アナリストたちの疑問を招いた。また、20人乗りのRobovanも紹介されたが、具体的な生産時期や価格については言及がなかった。
マスク氏は、テスラの一部電気自動車について来年にもテキサス州およびカリフォルニア州で「監視なしの完全自律走行(FSD)」を実現するとの見通しを示した。だがアナリストらは、今回の発表会ではFSDソフトウェアに関する近々のアップデートや改善データが提示されなかったことに懸念を示している。ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)のアナリストは発表会参加後に、「Cybercabのデモは制御された映画セットの中で行われたものであり、ゆっくりとした短時間の遊園地体験のような印象だった。一方でWaymoは既に主要都市で毎週10万回以上の無人走行サービスを提供しており、我々としてはテスラに対してより高い期待を抱いていた」と指摘した。
発表会では来賓の間を移動して飲み物を提供するOptimusヒューマノイドロボットも紹介されたが、アナリストらはこの製品の経済的効果について依然として不透明だと評している。
今年に入ってからのテスラ株価は約11%下落しており、対照的にS&P500指数は22%以上上昇している。この結果、同社の時価総額はかつて属していた米国7大テック企業「マジェスティック・セブン(Magnificent Seven)」から外れ、半導体・ソフトウェア大手のブロードコム(Broadcom)にその座を譲っている。




